吹奏楽部活動地域移行サポートNavi

日本全国各地の部活動地域移行についての活動事例や、地域移行したバンドからの情報発信を行うページです。
活動の状況や地域へ移行するまでの好事例を紹介いたします。

どんなメンバーで構成されていますか?
渡嘉敷中学校の生徒2名です。
指導者や練習場所はどうされていますか?
指導者はヤマハインストラクターの先生が指導してくださいました。
また、オンラインでレッスンを実施したので、生徒自身の自宅でレッスンを受けることができました。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
中学校に吹奏楽部がなく、生徒自身のやりたい活動の幅を広げることができました。
また、デジタルサックスを使用することにより、音を出すハードルが下がり楽器を楽しむことが十分にできました。
活動はどれくらいしていますか?
週1回、合計10回のオンラインレッスンを実施しました。
発表の場などはありますか?
地域の公民館を活用し、地域の方々に演奏を聴いて頂く場を設けました。
指導者にとってのメリットはなんですか?
オンラインレッスンのため、指導者も生徒も自宅から活動ができました。
また、指導者が地元にいない場合でも、専門的な指導ができる先生を探す幅が広がります。
どんなメンバーで構成されていますか?
倉敷市の中学校吹奏楽部生です。1回のミュージックジム(合同練習会)には約150~200名が参加しています。
指導者や練習場所はどうされていますか?
指導者は地元で部活動指導員をしている教員OBの先生や中川楽器音楽教室レッスンの講師にお願いしています。
会場はアクセスのいい私立の倉敷高等学校をお借りし、パート練習は校内各所、合奏は多目的音楽ホールで練習しています。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
他校の生徒と一緒に活動することによってお互い刺激し合いレベルアップし、合同活動はもちろん、各学校での活動もさらに充実したものになったことです。
運営者(責任者)はどなたですか?
倉敷市の株式会社中川楽器です。日頃から学校の吹奏楽部に出入りしており、学校や地域とのつながりがある「楽器屋さん」としてのメリットを生かしてお役に立てたらと考え、このクラブを立ち上げました。指導者や活動場所の調整、スケジュールや参加者の出欠管理などを担っています。
指導者にとってのメリットはなんですか?
若手の顧問の先生が経験の長い教員OBの指導を見学したり実際に合奏に参加したりできる場にもなることで、自身のスキルアップが見込めます。また、自身の不安や悩みを共有できる仲間ができます。
今後目指している活動はどんな形ですか?
今は会場が倉敷高等学校のみですが、どのエリアに住んでいる生徒でも近くに気軽に通える場所ができるよう、拠点を増やしていきたいと考えています。活動も吹奏楽のみのところ、同じようにマーチングができる拠点も作りたいです。
どんなメンバーで構成されていますか?
守山市内在住、在学の中学1年生~高校3年生のメンバーで構成されています。
指導者や練習場所はどうされていますか?
指導者は、長年吹奏楽部の顧問をされていた中学校教員OBをホールの職員として招き入れ、事務局兼指導者として勤務いただいています。また、各パートには音大卒のトレーナーを配置しています。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
①練習環境に恵まれています(ホールや空き部屋を自由に使えます)。
②経験豊富な指導者による合奏指導や、各パートトレーナーの配置により、学校にはない充実した指導が受けられます。
③学年や学校の違う生徒と音楽を通して交流ができます。
④守山市民ホール大ホールで演奏会ができます。
活動はどれくらいしていますか?
週に1度の合奏指導(3時間)、月に一度のセクション練習(2時間)やパート練習(3時間)など、月平均5回~6回活動しています。
発表の場などはありますか?
年に一度守山市民ホール・大ホールで定期演奏会を実施しています。
地域移行化して難しいと感じたことはありますか?
現状守山市では、それぞれの中学校、高校が積極的に部活動に取り組んでいるため、部活動と時間が被らないようにする必要があり、調整がなかなか難しいです。
今後目指している活動はどんな形ですか?
令和7年4月には小学生対象のジュニアバンドを設立し、こどもから大人までどの世代でも吹奏楽が楽しめる「吹奏楽のまち もりやま」を目指しています。
団体紹介URL
https://moriyamabuntai.com/lywo/
どんなメンバーで構成されていますか?
掛川市内の小学校・中学校・高等学校に在籍する子どもたちで構成されています。
指導者や練習場所はどうされていますか?
指導者は外部指導員(一般市民吹奏楽団のメンバーなど)、活動場所は掛川市生涯学習センター、美感ホール、水垂公民館、掛川工業高等学校、城東中学校などです。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
令和8年に市内中学校から部活動が無くなることが決まり、音楽活動を続けたい子どもたちの受け皿として設立しました。年数回の専門家からの指導を受けられます。
運営者(責任者)はどなたですか?
佐藤真澄理事長です。
活動はどれくらいしていますか?
週1~2回実施しています。
発表の場などはありますか?
年に一度の成果発表会を行っています。
バンドの特徴を教えてください。
掛川文化クラブは合唱・吹奏楽・弦楽の3分野で活動しており、小学生・中学生及び高校生の音楽活動や芸術文化活動を広く支援しています。
地域移行化して難しいと感じたことはありますか?
『指導者の確保』『経費』『活動場所』の3つに頭を悩ませています。
団体紹介URL
https://kakegawa-bunkaclub.net/
どんなメンバーで構成されていますか?
小学1年生から中学3年生までが参加しています。
(令和元年に小学生のためのバンドとしてスタートしましたが、小学6年生の3月になると卒業生が留年したい!と意見を出し、令和5年度より中学生も受け入れて活動しています)
指導者や練習場所はどうされていますか?
地元吹奏楽連盟、一般吹奏楽団、地域の楽器店、行政、国の機関である自衛隊音楽隊が協力しているので、練習場所は公共施設である下北文化会館、指導者は上記団体より各人が有料で協力しています。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
無理なく自分にあったペースで活動できているところでしょうか…?
学校や学年の垣根を越えてお友達が多いのもメリットだと運営側としては思います。
運営者(責任者)はどなたですか?
下北文化会館館長 内田征吾です。
活動はどれくらいしていますか?
週1日、休日午前を基本に1日2時間の練習をしています。
指導者にとってのメリットはなんですか?
毎回の活動に担当楽器の指導者がつくので、小さいころから正しい奏法を身につけることができるほか、「良い音色」への意識が自然に身につきます。
地域移行化して難しいと感じたことはありますか?
毎日活動では無いため不安はありましたが、効率はあがったと感じます。
実際に地域移行化して感じたメリット・デメリットを教えてください。
メリットとしては圧倒的にコミュニケーション力があがる仕組みだと思います。学校や学年の垣根を越えて活動するため、中学進学、高校進学の際もシモジュニ友達がたくさんいる状況で進学できるため、不安要素が減っている様子が見えます。
デメリットは練習回数の減少ですが、毎日活動でなくても良いのかもしれません。
今後目指している活動はどんな形ですか?
生涯学習の入り口という位置づけになってほしいです。ずっと音楽が大好きで音楽ともだちが大切な宝物になってほしいと思います。
どんなメンバーで構成されていますか?
興南学園吹奏楽部の中・高校生12名と近隣の中学校3校の44名の合計56名で構成されています。
指導者や練習場所はどうされていますか?
練習は月に2回週末の土曜日の3ヶ月を1クールとして、興南学園の音楽室等でセクション練習・基礎合奏・楽曲合奏を行っています。
指導については、興南学園顧問の眞榮城吉孝先生を中心に各学校顧問の先生方が交代で行っています。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
大編成で毎回基礎合奏や楽曲合奏を行うことで、基礎の大切さや大編成でのハーモニーの厚さと迫力を感じ取り、自ら基礎練習を取り組むようになり、お互いのチームのレベルアップにつながりました。
また指導者が交代で指導することで自校の指導者と同じ指摘を受けたり、新たな発見があったりしています。
「美らサウンドプロジェクト」とはなんですか?
美らサウンドプロジェクトとは、小編成で頑張っている吹奏楽部を応援するプロジェクトで、 Tドラマの「美らさん」にかけて「ちゅらひとづくり」(ちゅら は美しい)「ちゅらゆいづくり」 (ゆいは助け合い) 「ちゅらくくる」(くくるは心)の3つの柱をモットーに活動していこうという意味です。
発表の場などはありますか?
活動の成果として「NAHAマラソン」での沿道応援や「吹奏楽祭」での合同演奏を計画しています。
今後目指している活動はどんな形ですか?
今後も小編成で活動している学校の吹奏楽部の合同チーム計約45名で月2回の3ヶ月、計6回で年2クール開催していきたいです。
どんなメンバーで構成されていますか?
精華町、木津川市、京田辺市に在住している中学生を中心にしたメンバーです。小学5年生から、高校3年生までが参加できる形にしています。
現段階の申し込みで、110人ほどとなります。
指導者や練習場所はどうされていますか?
指導者は、現在もプロで活動されていたり、すでに、中学生、高校生に指導を経験されている先生方にお声かけし、地域移行の趣旨や、バンドの目標とするお話に賛同してくださった先生方で構成されています。
練習場所は、精華町にある私学の京都廣学館高等学校さんが、練習日に施設を貸し出ししてくださっています。また、高校がダメな時は精華町の3つの中学校が協力して場所を提供してくださる予定です。
参加している生徒にとってのメリットはなんですか?
プロの指導がしっかりと受けられること。基礎力が身につくこと。技術をあげられる指導が受けられること。沢山の曲にチャレンジできること。良い楽曲を選んでいるので、良い作品を演奏できること。他校の生徒と、年齢を超えて交流できること。
運営者(責任者)はどなたですか?
MyRhythm音楽事務所 代表 中村麻衣子
(音楽教室、演奏会企画運営、派遣演奏、などを行う事務所を経営。また、自身も打楽器奏者であり、京都廣学館高校の外部顧問として指揮者を担当している。)
活動はどれくらいしていますか?
2023年の9月にプレイベントを行い、10月〜3月まで活動しました。
2024年度は5月から2月までです。1ターンの中にレッスンが4回あります。それが、6ターンあります。年間では24回のレッスンがあるという形になります。
発表の場などはありますか?
昨年度は自主コンサートをおこないました。今年度も計画中ですが、予算次第です。その他に、イベントや依頼演奏などがあります。
バンドの特徴を教えてください。
大会に向けてやイベントに向けてではなく、一人ひとりが技術を磨き、自分自身に向き合い、普段とは違うメンバーでの演奏の中で学ぶことは沢山あると思います。ただ、私たち指導者は、技術だけでなく、技術を高めるために必要な自分を律することや、調和をとること、人として大切な部分を音楽を通して教えていきたいと考えています。
指導者にとってのメリットはなんですか?
様々な環境の生徒たちと会えることです。また、指導するにあたり指導者が沢山いるので、みんなで様々な意見を交換することができることです。
地域移行化して難しいと感じたことはありますか?
たった一つ、予算です。それは、今でも難しいと感じています。二つ目は、楽器がない子が参加できないということです。
スタート前にだいぶイメージができて対策をしてきたので、運営についてや方法について困ったことはありません。
実際に地域移行化して感じたメリット・デメリットを教えてください
デメリットは、予算が足りない時にどこにも予算がないということです。また、運営をする人達がボランティアに近い形になってしまったことです。仕事としては、予算がなくできないというのがデメリットです。
メリットは、子供たちが普段受けられないレッスンを受けられたり、指導者であるプロの先生たちと演奏できることです。
まだ、顧問の先生方の働き方や、部活動の土日休みなどにはつながっていないのが現状です。そして、教育委員会や行政を挟むため、顧問の先生の生の声が届きにくいのも現状です。
今後目指している活動はどんな形ですか?
地域に根付いたバンドになるということ。また、土日にKYWOに来て練習をする方が、中学の部活動にとってもメリットになるように、先生方、学校からも必要とされるバンドとなること。
そして、今後令和8年までに手探りを重ねながら、どのようなバンドが持続可能となり、必要とされるバンドとなるのか、見据えていきたいと思います。
バンドのPRをお願いします
小学校5年生から高校3年生までのバンドです。昨年、半年間の経験から多くのことを改善し、学んだことを生かしながら、今春を迎えました。
まだまだ不完全なところもありますが、先生方はとても、優しく、楽しく、皆さんを導いてくれます。 技術はもちろんですが、違う学校、違う学年の人達とレッスンを受け練習をすることは、今の学校での部活にとてもいきてきます。
ぜひ、私たちと一緒に吹奏楽の可能性を大きくしていきましょう(*´ー`*)
団体紹介URL
https://kywo2023.blogspot.com/